【チンチラの病気】チンチラお腹のガスと不正咬合と入院①

チモシーボイコットを始めて

しずくうずくまる

しずくは4歳(2024年4月現在)オスのチンチラでチモシー拒否を初めて約1年と3ヶ月程経ちます。

始まりは2022年の11月ちょうどハロウィンが終わった頃からになります。

※現段階で2年近く経っており記憶が曖昧なところがありますが思い出して可能な限りの記事になります

闘病期間中に複数の病院で治療や強制給餌、歯の手術、お腹の手術などの様々の病気をして現在に至り

長い記録になりますのでいくつかの記事で分けて書いていきます

最初にこちらの記事では始まりについての記録からです

(↓こちらに投稿次第リンクを入れていきます!)

不正咬合 No.2

不正咬合 No.3

不正咬合 No.4
お腹の白いのについて(現在執筆中)

不正咬合 No.5
よだれについて

不正咬合 No.6
食べ物まとめ

不正咬合 No.7
強制給餌やり方まとめ

不正咬合 No.8
飼い主の心の変化

不正咬合 No.9
今後のしずくとの付き合い方

不正咬合 No.10
お金について

不正咬合 No.11
女の子達について

病気の始まり

しずく元気がない

SIGN

始まりはしずくがチモシーを少しずつ食べなくなりました

元々しずくは食が細めだったのですが、ペレットやおやつは食べていてチモシーだけを食べていなかったので

また偏食や美味しいものだけ食べたいのかな…と思いチモシーを食べさせるためにおやつを減らしペレットも減らしていました。

ですがチモシーを食べる量は変わらず色々なチモシーを試してみたけれど食べる気配がありませんでした。

SIGN

そして次第に口の周りの下の毛が少し汚れているのが気になり、

初めは水の飲み方に失敗したのか、おしっこの上でゴロゴロしてしまったのかなと思ったのですが

たまに口の近くが濡れているような感じがあり不正咬合かと思い動物病院に連れて行きました。

しずく病院へ行く

一軒目の動物病院では、しずくの去勢手術などでお世話になっておりチンチラを見てもらえる動物病院をまとめたサイトにも載っているところで診察してもらいました。

(しずくの去勢手術についての記事はこちらから)

最初に口内を確認してもらったのですが、口の中(歯も含めて)は綺麗とのことでした。

他に思い当たることと言えば、

SIGN

最近家の温度を下げてしずくが少し寒がっている様子(タオルの上にずっといる)があり、チンチラの適温と言われている温度(約20℃前後)だと手足がかなり冷たく冷えている印象がありました。

普段の我が家は約24℃ぐらいの設定だったのですが、チンチラがおやつを食べた後に寝ている写真をSNSにあげた際に

耳が少しピンク色だったせいか暑いのではという指摘があり21~22℃まで下げていました。

寒さが原因でストレスになっているのかなとも思い、念の為にレントゲンを撮ってもらうと

お腹にガスが溜まり、それが気持ち悪くてよだれが出ているのだろうという診断結果でした。
しずくレントゲン1

2022年11月『お腹のガス』

少ないながらもペレットは食べていて小さいけれどもうんちは出ていたので強制給餌等の指導は無く
数日に一回点滴に通院することになりました。

そして翌日、

口内は綺麗だけれど若干右の歯が長いかもしれない

通常であれば全然切るほどではないけれどちょっとのズレでも気になる個体もいる

麻酔をしないで少し歯を切ることが可能で、それによりチモシーを食べる刺激になるかもしれない

との提案でで少し歯を切断してもらいました。

しずく初めての歯の切断

2022年11月しずく初めての歯の切断(チンチラセレクションペレットとの比較)

若干歯が尖っていた部分は舌に当たっていたようで、当初の切断以外の歯も少し削ったようでした。

処置後は違和感があったのか食べずらそうでペレットもあまり食べなくなり、三日目も通院に行くことにしました。

POINT

この動物病院の良いところは予約をしないでも行けるところ

ですが反面、三日間とも違う先生になってしまい毎回説明をするのが少し大変だったのと
先生同士(カルテ)でどれぐらい話が伝わっているのかが正直分かりませんでした。

毎回違う先生だと確かに色々な経験を積んでいる先生方の意見が聞けるのは良いところだとは思うのですが、

POINT

症状があまりよくない時などは前回と比べて良くなっているや、少し悪化しているなどの細かな様子も見てもらえた方が助かるのかなと感じました。

カルテを確認した新しい先生から、『申し送りで左の口の中が少し赤くなっているとあったのですが・・・』と言われ

先日の先生には、『口内炎もないし綺麗』と言われていたので、全く聞いていない話だなと感じ少し疑問が湧きました。

『赤みのせいで少し痛みがあるのかも』との診断により、消炎剤かステロイドの薬を使用する為に
内臓の様子を確認する血液検査をすることになりました。

(検査結果写真)

結果は肝臓の数値が少し高めだったので、消炎剤のみ処方してもらうことになりました。

その際に肝臓の数値をもっと調べるには超音波検査をするのもというような話があったのですが、

三日続けて色々な検査をしたり点滴をしたりで、検査をしている間もギリギリと歯軋りをして体重も減り続けていたので余計にストレスになっているのかなと感じて検査をした方がいいのか迷っていました。

その後に家に帰り何か食べてもらうために以下の方法を試してみました。

  • 様々な種類のチモシーをあげる
  • ペレットをふやかしてあげる
  • ふやかしたペレットにラクトペーストを混ぜる
  • ペット用の栄養ミルクをふやかしたペレットに混ぜる
  • おやつ
  • 生野菜

ですが、最初に少しだけ食べる程度でそのうちに何も口にせずうんちも出なくなり慌てて再び病院に行き

歯も確認してもらいましたが、見える範囲では歯の異常はあまり見当たらず実際には様子見ということになりました。

(薬お会計の写真)

強制給餌の方法もわからずどういった治療方法がいいのかもわからない

という状況だけが残り、日に日に弱っていくしずくを見て本当にもうダメかもと絶望を感じていました。

しずくうずくまる

そして私が獣医さんにかかるにあたり理解したことは

  • 矢印チンチラはエキゾチックアニマルで世界的にも実例などが少ないために診断をするのが難しい
  • 矢印治療は金銭問題がかかってくるので獣医さんが勝手な判断で治療を行えない
  • 矢印個体の負担もあるので獣医さん側からしたら一回一回どの治療を行うかこちらに確認を取らないといけない

のかなと感じました。ですが私はやはり素人なのでどの治療法が正しいのか、または絶対に行うべきなのかもわからないので

『この状況であれば絶対にレントゲン撮って、エコー撮って血液検査して、点滴が絶対必要なので毎日来てください!そうでなければ入院してください』ぐらいのレベルで獣医さん(プロ)に治療法などを引っ張って行って欲しかったなと思いました。

チンチラでうんちが出ないという状況は、相当の緊急事態というのは素人の私でも理解はしているのですが、治療方法等は検討も付かないため

『できたら点滴しに来て・・・』

『まぁ良くならなかったらレントゲンしてみるのも一つの手かもしれないですね・・・』

程度の提案だとそれが必須なのか重要性があるのかどうか等も全く皆無で

強制給餌の方法ややり方も何も教えてもらえず正直にお先真っ暗状態でした。

ネットで調べても『ペレットをふやかして強制給餌ってどうやるんだろう?』などに知識がなく

強制給餌のやり方がわからない

強制給餌のやり方も作り方もわからない様子

泣いたところをほぼ見たことがない相方が夜中ぐったりとしたしずくのケージの前で声を出して泣いていたのがとても衝撃でそれぐらい

しずくにとって何をしてあげれば良いのか何ができるのかがわからず、死を身近に感じていました。

しずく倒れる

ぐったりした様子のしずく

そんな時に藁にもすがる思いでinstagramにて状況の共有や何か情報が無いかを
投稿していた際フォロワーさん(救世主)がメッセージでおすすめの獣医さんや強制給餌の仕方を動画付きで共有してくださりとても助かりました。

次の記事でセカンドオピニオンの獣医さんへ続きます→

OFUSEでしずくに応援を送る

にほんブログ村 小動物ブログへにほんブログ村 小動物ブログ チンチラへ
にほんブログ村

関連記事一覧